～いとゆふ～ つれづれ日記

アンコール曲を何にするかという事は、プログラムの選曲以上に難しいものかもしれません。
公演が終わり、どんな印象でお帰りいただくか…　と考えれば　最後まで気を抜けません。

テレビをつければ良く流れているし、春の甲子園高校野球の入場曲にもなったので、昨年編曲してもらっていた　ＡＫＢのエブリディカチューシャを選んでみたのですが…。　あんまりに流麗に仕上がった編曲だったせいか、私と同じ年齢層の方々には　あまり気付いてもらえなかったようです。
モーツアルトようなエブリディカチューシャ。
高校生の授業では　掴みはＯＫだったんですよ。

昨年に引き続き　埼玉県杉戸町の「キッチンたかはし」でのライブ、無事終えました。

今回は　講談師一龍斎貞鏡さんとのジョイント、座布団が足りなくなるほどのお客様に来ていただきました。
みなさま　ありがとうございました。　

お稽古部屋の障子が随分と煤けた（だいぶ前から気付いていたが…）ので、よし張り替えよう！と　ホームセンターでしばらく吟味して、アイロンで張る一枚ものの萩の透かしの障子紙を購入。
昔は　刷毛と糊で勧進帳のような物をくるくると転がして　何段かに分けて張りましたよね。
いつから一枚張りなるラクチン障子紙（刷毛糊用もありました）が開発されたのでしょう。
でも、汗かきかきの作業の後やっと障子をおさめたら、一枚の萩が逆立ちしちゃいました。
前は桜吹雪の柄だったので　上下を気にせず出来ていたのですね。
しばらく　しらばっくれてお稽古しましょう。
お弟子さんの背中側の障子ですもの。きっと気が付かない…
(-_-;)

３～４日前　夜暗闇の中で蝉がジージーとしばらく鳴いていたのにびっくりしました。
蝉って　夜になっても鳴くものなのですね。

空には絵に描いたような入道雲。
昼間は　じりじりと茹だるような暑さが続いています。
先日、‘夏の元気なご挨拶～♪♪♪’と　大阪にいる友達が写真を送ってくれたのでUPしてみました。

でも夏真っ盛りと思っていたのに、今夜は秋の虫が鳴いている事に気付きました。
確実に　季節は移ろっていたのです。

今年もお祭り屋台に乗って、祭囃子の演奏をしてきました。
暑い暑いとにかく暑かった。でも我々の乗った屋台を曳く氏子さんやお獅子の幌に入っている子供達は　もっともっと暑かったに違いありません。

眠っている獅子が ひらひら舞う蝶々にその眠りを起こされる様子を、獅子頭を操る子供が　耳を動かしたり口をパクパクしたり…　また舞い始めれば、その決まったステップの足の動きが何とも可愛らしいのです。
最後の奉納で獅子頭に入った男の子のお父さんが、私の後ろで太鼓を叩いていました。
立派に大役を果たした息子さんと　それを見守りお囃子を務めたお父さんとの共演。素敵でした。