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え!もう3月・・・

気が付けば 3月になってましたぁ。
2月は、ただでさえ日にちが少ないのに 歌曲集全曲完成に 早太郎物語の台本の狂言版書き換えと録音 チラシの等の準備 etc... あっと言う間に過ぎていたのでした。

さて 今年は雪掻きをしたのも1~2回で もう庭には水仙の芽が出始めています。
昨夜は 岡谷のマリオプラザでおひな祭りのお食事会での演奏。100名近いお客様とともに工夫を凝らしたお食事をいただいて…。私の場合、やはり演奏前はあまりお腹一杯にしてはいけないみたい。反省・・・
そして今日はパトワの演奏で根羽村に行ってきました。半年振りの訪問です。
今回は出番を待つ間に スタッフの方の案内で、推定樹齢1800年と言われている「月瀬の大杉」を見に行きました。想像を絶する彼方の時間軸に 圧倒された私たちでした。
さっそく 今度は月の夜にこの木の前で演奏をしようと 話が持ち上がりました。乞う御期待!!

進行中

いよいよ 三絃歌曲集の最後の曲「仔猫」が出来上がり、4月光前寺桜の会Ⅲでの委嘱作品初演に向け 準備が進んでいます。
この会の 初めからの予定にあった「早太郎ものがたり」の朗読は、今回は茂山家の狂言師の方にお願いしました。曲は 昨年京都公演の為にお願いした委嘱曲の長野県でのお披露目となります。
しだれ桜の下 素敵な演奏が出来る事を祈っています。

あけましておめでとうございます

例年の如く 石苔亭「いしだ」の新年の演奏を終えてきました。
元日から4日までは朝8時半~1時間程度大広間で演奏。これに加え 三が日は午後2時半~5時まで能舞台で演奏。意気込んだ演奏ではないのですが、長時間人前で休みなく引き続けるという事は意外と大変です。夜家へ帰りつけば疲労困憊。目を通す気力もないので溜まっていく大量の新聞、溜まっていくシンクの洗い物、洗濯物・・・。
そして 1日目の終わる頃から2日目あたりの押手の指の痛さったらたまりません。 とはいえ 押手が甘いと違う音になってしまう訳だし・・・そこで多少なりとも押さえの回数を減らす苦肉の策(?)後押しの省略!。マアそんな程度では焼け石に水なのですがね。
そんな苦行の年明け初仕事も 数えてみれば5回目だぁ。でも、日本のお正月にどっぷり浸かったようなありがたい経験をさせてもらっていると 感謝も忘れていませんよ。
我ながら毎年よくがんばっているものよ!

月夜

DVDを返しに行こうと 夜も更けて表へ出たら、天辺に綺麗なお月様!
静まり返った家々の屋根を 明るく照らして、今夜は満月でした。

また 藤井大史さんの新しい曲が出来ました。
前に筝の曲として書かれていた物を 今回私の為に三味線歌曲にアレンジしてくれた 竹下夢二の「待てど暮らせど」。中で使われている新内の手は やっぱり三味線の手法の方がしっくりきそう…。
そして 私のふとした言葉からすぐに書き始めてしまったらしい「智恵子抄より」。単純な三味線の旋律にのせて歌う歌には、物悲しさがストレートに表現された 誰の心にも届きそうな 今までにない親しみやすさを感じます。

今年はあと二ヶ月。残りの「猫の曲」も、今年中という約束どうり 来月には出来るとの事、楽しみです。

先日 イメージ作りの気持ちもあって、竹久夢二美術館に行ってきました。夢二の絵から抜け出したような 着物姿の若いお嬢さんをみかけました。今の女の子も あの雰囲気にはあこがれるのですね。なりきって見えました。

授業

今年も 恒例の伊那北高校の音楽授業が始まりました。
毎年全9回 音楽選択の3年生に 三味線を体験してもらっています。
今年は5人。まずは私の演奏を聴いてもらってから 簡単な歴史や各種の違いを説明をしつつ いよいよ自分達で実際に音を出してみる。
撥の持ち方・楽器の構えetc…初めて手にする三味線という楽器でも さすが音楽選択の生徒達は飲み込みが早い!どんどんサマになってきます。
年によっては 勝手に弾けるようになってしまう子もいたりして、アドリブでセッションなどをした年もありましたね。
今年は女の子ばかりなのが ちょっと残念。でも皆明るくて元気の良いハイティーンで毎年楽しいです。