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篠ノ井祇園祭

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今年もお祭り屋台に乗って、祭囃子の演奏をしてきました。
暑い暑いとにかく暑かった。でも我々の乗った屋台を曳く氏子さんやお獅子の幌に入っている子供達は もっともっと暑かったに違いありません。

眠っている獅子が ひらひら舞う蝶々にその眠りを起こされる様子を、獅子頭を操る子供が 耳を動かしたり口をパクパクしたり… また舞い始めれば、その決まったステップの足の動きが何とも可愛らしいのです。
最後の奉納で獅子頭に入った男の子のお父さんが、私の後ろで太鼓を叩いていました。
立派に大役を果たした息子さんと それを見守りお囃子を務めたお父さんとの共演。素敵でした。

虫の知らせ…

何故かこのところ 昨年亡くなられた平野さんの事を何度となく思い出していました。
そんな折に 以前ご一緒に何度かお会いした平野さんの幼馴染の方から 同級会での演奏依頼のお電話がありました。
不思議な事と思う一方、やはりそうだったかと合点の行く成り行きでもありました。
昨年12月の訃報でしたが、その少し前に突然私の夢の中に訪ねて来て下さっていたのですから…。

痛い

ボランティアに行った学校で、不覚にも足首を捻挫してしまいました。
控えの教室から離れたホールまで歩く事もままならなくなり、車イスに乗せてもらう始末。
それでも演奏中は痛みなど忘れているものです。

突然自分が思うように動けなくなって、こういう時は強がらずに 素直に周りの皆さんに助けて貰って良いんだと、人生初めてかもしれない とても新鮮な気持ちに出会いました。
身体に何か不自由を抱えている方が  普段どんな気持ちでいるのか、遅れ馳せながら人生折り返し地点を過ぎてやっと少し分かった気がします。

江戸っ子

以前 上田のお仕事でご一緒した向島生まれの生粋の江戸っ子伊の丸師匠がこの2月に亡くなったと知らされました。
江戸の幇間芸を今に伝える色気のある素敵なおじいちゃまでした。
聞けば御歳90歳と8カ月だったそうな。
このホームページの写真に残されていますが、数年前の上田七草の会、三味線で独々逸やってくれとの突然のご所望に、耳に残っている記憶で なんとか師匠の粋な独々逸のお相手を務めたドキドキハラハラの懐かしい一場面が思い出されます。
また素敵な男性が旅立ってしまわれました。

告知

今年の「桜の会」は4月21日(土)
着々と準備が進んでいます。
詳細は下記リンク先をご覧ください。
http://ito-yuu.sakura.ne.jp/file/kozenji_sakura2012.pdf