日々思うことを気ままに綴ってみました。
今日は、昨年9月から続けてきた茅野邦楽子供教室の発表会でした。昨日のリハーサル 今日の最終ゲネプロ そして本番。日本舞踊の小さな子供達も 三味線の少し大きな子供達も みな真剣に取り組んでくれました。終えて どの子もみな満足げに見えたのは 私だけではないと思います。この子供たちのお陰で きょうは清々しくとても幸せな気持ちにさせてもらえました。みんなありがとう！
そして このような場を企画し この発表会に向け さまざまにお力を貸して下さった茅野市民館の方々 ありがとうございました。
今日 この舞台を成功せる為にたくさんのスタッフの方達が 一生懸命立ち働いてくださっていた姿は 子供達にかけがえのない思い出として 心に残った事と確信しています。
みんなのやり遂げた顔をみて私は胸が熱くなり、ウルウルとしてしまいました。
５月に録音をしたＣＤが やっと形になりました。半年をかけ惜しみなく協力してくれたスタッフに感謝しています。
書き下ろしの日本文学による三絃歌曲集と 茂山狂言語りで聴く霊犬早太郎物語。 同じ題材の狂言小謡と筝歌曲の聴き比べ。
日本音階が本来持ち合わせている説得力、そして磨かれた日本語の美しさを 存分に表現した一枚となりました。
数年前 友達に誘われ、蛍の名所に行った事があります。町からずいぶん歩いて連れていかれたその場所は 当たり前ですが真っ暗で、蛍が ほわぁ～ほわぁ～とあっちにもこっちにも飛び交う中にいるのは不思議な気持ちでした。そんな季節を歌う新曲を 作ってもらいました。明日から「いしだ」の演奏の演目に加えます。
今年度も子供教室の開校が決まりました。
昨日の初会合で、今回の課題曲は「さくらさくら」と「長唄花見踊」となりました。
今年はどんな子供たちが集まるでしょう。楽しみです。
先週 5/19と5/21に録音取りが終り いよいよＣＤ製作がスタートをきりました。
京都からまたお越しいただいた茂山茂さんには 収録後内輪話やら至極真面目な芸のお話やらと楽しく聞かせていただき お若いながら立派な方にめぐり会え お力添えをいただくことが出来たことに 感謝の気持ちを新たにした今回でした。
三味線歌曲集の方はと言うと 現状ではこれが精一杯なのかもしれません。スタッフは全員ＯＫ、でも私自身はまだまだ足りぬ芸の精進と集中力を痛感した次第です。
さて 後は野となれ山となれ、録音技術者の松澤さんにすべて委ねて 良いＣＤとなる事を祈ります。