あまりの感動の深さからか、気が付いたら二日が過ぎていました。
１２/１ 岡谷カノラホールでのクラシックコンサート。
横山幸雄さんのラフマニノフ・ピアノコンチェルトが万雷の拍手で終わり、アンコールはバッハ・グノ―のアベマリア。
思わず涙が溢れるほど素敵な曲ですが、弾き始めて間もなく 溜息の出るような素晴らしいコンチェルトを終えた直後で調律が少し崩れてしまっていた事に気づかれ、その音を使わないように瞬時に転調されたのか はたまた違うアベマリアの曲になさったのか…何はともあれ敬虔な気持ちにさせるこの曲が終わると 二度目のアンコール。
なんと、ラ・カンパネラ！
その華麗さに心を鷲掴みにされ、このアンコール曲を聴けただけでも来て良かったと思えました。
もしかしたら、調律の崩れてしまった音をなるべく使わないで済む曲として 咄嗟に選ばれたのかもしれないとの意見も耳にしましたが、その判断力の見事な事！
ホントに良いコンサートを聴きました。
もちろん、いくらピアニストが良くても オーケストラがマズければ曲が生きないのは言うまでもありません。